またまたこんばんは。

今日はちょっととりとめもなく書いてみたいと。

かあちゃんの母さまは75歳で認知症になりました。認知症歴7年のベテランさんです。
初め「・・・なんかおかしい・・」と。
初期のころは、まだ判断力もあるので、病院へ連れて行くのも大変。
私自身が怖かったのもあります。でもなんといっても「なんで病院へ?」と本人が思うから。

そういうご家族はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
病院へ行けるのは、ちょっと症状が進んだころ。
病院へ行くことに抵抗がなければ「健康診断しておこうよ」とも理由がつけられるのですが。。。

我が母さまは、父が入院したのをきっかけに「ははさまも何かあったら困るから健康診断してもらおうよ」と説得し、やっと受診しました。
変だな、と思い始めてから半年後でした。
母さまの認知症は「レビー小体型認知症」というほぼ「?」な病名。
幻覚が見えるのです。
それは精神状態が原因とはちょっと違う感じ。

「家の中にブーフと他の犬がたくさんいて、ごはんを食べちゃうの」
「小さい女の子がドアのところにいるよ」
「おばあちゃん(自分のお母さんのこと)がそこにいるから」
これは精神錯乱でもなんでもなくて、母の目(脳)にはちゃんと物体が存在しているかのように写っているのです。
それがレビー小体という認知症なんだそう。
そういうときに質問すると、錯乱ではないのでそれなりに説明してくれるし、つじつまが合うのです。
「あ・・・ほんとに見えてるんだ」ってわかります。
今も時々見えているようですが、怖いとか悲しいなどの感情につながるような幻覚ではないので、穏やかにハッピーに過ごしています。

数年前に日本で認可された認知症のお薬も処方されましたが、母には合わなかったのでしょう。
ボーッとしてしまい、感情の反応もなくなり症状がいきなり進んだかのようになりました。
お薬をやめると、またもとのように・・・。母はお薬を飲まないほうが穏やかで良い感じ。
ですから、病院で処方されたからといって飲み続ける必要もなく、要は本人にお薬が合うかどうかだと思います。

認知症って段々といろんなことを忘れていって、できたことがどんどんできなくなる。
初期のころは本人もすごく不安だったのでしょう。
なんとなくおかしいな、と感じていたのだと思います。
「自分がわからなくなっちゃうってどんなんだろう?こわいな」とつぶやいたことがあります。
この時の母さまの気持ちを思うと、今でもなんとも言えない気持ちになります。

数年するとかなり症状が進み、しゃべっていることもつじつまが合わなかったり、あり得ないことだったりすることが大半を占めてきました。
それでもある日「変なこといってるでしょ。わかっているよ」と母さまの口から・・・・。

認知症の母と暮らしていて私が強く感じたことがあります。
  どんなに症状が進んでも「母」の中にはちゃんと「母」がいること
認知症が進むと、わけのわからないことを言ったり、行動したりすることがたくさんあります。
それが家族を悩ませ、心労につながるとこも多々あります。
でも、よく話しをきいてみると、ちゃんとまっとうなことを訴えていることに気付きます。
ただ、言葉での表現がうまくできないので周りが理解しにくいし、理解してもらえないイライラが本人の中に生まれる。
でも、ちょっと冷静になって耳を傾けると・・・。
訴えていることにはちゃんと理由があり、それなりに筋が通っていることが多いのです。
変なことを言っても否定せず「なんでだろうね」とか「そうなんだね」と相槌を打ってきくとちゃんと本人の口から理由がでてきます。
人それぞれかもしれませんが、私はそう感じています。
こちらが冷静に、真面目に話を受け止めて、否定せずに話をすれば納得してくれることも多いです。


それと・・・
母はもとも人が好きでユーモアのある人。
ちょっとばっちいお話ですが、昨日のこと。
母をトイレに連れて行き、便座に座っててもらいました。
しばらくして・・・

  私  :「ばあちゃーん もう出た~?」
  母さま:「ううん もったいないから出さないの~」

母さまの根っからのユーモラスな個性はちゃんと失われずに残っています。
いつかはなくなってしまうかもしれないけど・・・・。

今になって、子供のころから母さまに教えられたことがとてもありがたく感じます。
逆を言えば、母さまがまだ私のそばにいてくれるうちに「ありがたいな」と思えてよかった。
何か困ったとき、私の頭の中にある「母さまからの教えの引き出し」を引っ張りだします。
そんなとき、母さまにはたくさん叱られたけど、それは私が困らないようにするためだったんだなと感謝でいっぱいになります。

母にいつも言われていたことでとても自分の助けになっていることがあります。

「物事を言い張るな」
「生き死にに関係なければ、怒る必要はなし」
「どんな状況でも 自分をかわいそうと思うな。そんなヒマがあったら前へ進め」


苦労して、ど根性とユーモアで生き抜いてきた母さまの言葉。
私の生きる軸になっています。


とりとめないことを書きました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
まとまりないですが、いつか母のことを書きたかったんです。
かわいくって、ど根性の塊みたいな母のこと。
まだまだ軟弱なかあちゃんは、母さまの言葉を胸に今日も突き進みます~

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「ぼくもいるデスよ!かあちゃん!」

そうだね!ブーフ!ありがと

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家政婦ブーフは見た  目ヂカラ攻撃

やっぱりハーゲンダッツだわ~

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明るい母上様に・・・

みんみんさま こんばんは

一言に看護は大変な事なのかも知れませんが
明るい母上様 辛抱強い母上様に頭が下がる思いです。
僕も認知症と携わったのが今から25年前の事
養父の父様が認知症にて 離れて住んでいましたが、何かと胸が痛む時期がありました。
その後、lokoの伯母さまが認知症に・・・
身体の大きな方が何時の間にか 小さな身体になっていく姿を目にする度に胸が締め付けられる思いをしました。
僕は両親が早くに他界した為に親孝行なんて出来きず、生きていたからって親孝行したとも限らないんだけれど・・・
親って 何時までたっても どんな事があっても
親なんですよね。。。
みんみんさんには 母上様の看護は大変だと思いますが、僕には 少し羨ましいです。
いつまでも側に居れる事 恩返し出来る事・・・
無理のない程度に頑張れ みんみんサマ!
マイペースで頑張れ母上様!

名前: obu&loko [Edit] 2012-10-17 22:47

こんにちは

私のおばあちゃんは今老人ホームの方に住んでます。おじいちゃんが生きてた時は、おじいちゃんのお世話をしなくちゃいけない、ご飯も作らないといけない…でいろいろとしていたのですが、亡くなってからは何にもしなくなりました。それから次第に、物忘れがはげしくなり認知症になっていました。 本人も、自分で認知症や~~と言ってるほど明るい性格なんです。一人で生活していて、ある日薬の管理ができなくなって、大量に飲んでしまったのです。  なので今は施設の方にお世話になってます。一緒に住めればいいんですが、なかなか土地を離れたくないらしく。

今のことはすぐに忘れてしまうけれど、昔の話をしてる時は生き生きしてますね!だから、たくさん聞いてあげてます。


ブーフ君心強いですね!!!

名前: HIMA姉 [Edit] 2012-10-17 22:54

素敵なお母様で、素敵な母娘関係ですね。
正直、私は、母とあまり良好な関係を築けていません。
めったに実家にも帰らず、電話もせず・・・ですが、今日は久しぶりに電話をしてみようかな?と思いました。
ありがとうございます。

名前: 穴子天丼 [Edit] 2012-10-18 18:12

obu&loko さま

ありがとうございます!
母がまだしっかりしているころは、私は好きなことばっかりして親孝行なんて・・・でした。
認知症になって初めてありがたさを感じています。
今は母の笑顔を見たいから一生懸命になれてるのかな???
母は穏やかでいてくれるので、私自身は楽なほうなのではないかと思っています。

でも。。。。そっか。
obu&lokoさんの分も母を大事にしますね(^^)
ゆっくりと一緒に歩くように、無理せずにやっていきまーす!
ほんとうに暖かいメッセージ、ありがとうございます♡


> みんみんさま こんばんは
>
> 一言に看護は大変な事なのかも知れませんが
> 明るい母上様 辛抱強い母上様に頭が下がる思いです。
> 僕も認知症と携わったのが今から25年前の事
> 養父の父様が認知症にて 離れて住んでいましたが、何かと胸が痛む時期がありました。
> その後、lokoの伯母さまが認知症に・・・
> 身体の大きな方が何時の間にか 小さな身体になっていく姿を目にする度に胸が締め付けられる思いをしました。
> 僕は両親が早くに他界した為に親孝行なんて出来きず、生きていたからって親孝行したとも限らないんだけれど・・・
> 親って 何時までたっても どんな事があっても
> 親なんですよね。。。
> みんみんさんには 母上様の看護は大変だと思いますが、僕には 少し羨ましいです。
> いつまでも側に居れる事 恩返し出来る事・・・
> 無理のない程度に頑張れ みんみんサマ!
> マイペースで頑張れ母上様!

名前: みんみん [Edit] 2012-10-18 21:40

HIMA姉さま

おばあさま、ホームにいらっしゃるんですね。
住み慣れた土地と家って離れたくないと母もよく言っていました。
でも、自宅では不自由なことも多くなってきますよね。
母はデイサービスへ通っていて、時々ショートスティのお泊りも。
そうすると、コミュニケーションがあることが刺激になって、もともと人が好きな母はとても明るくよい感じになります。
家で看ることのほうがが絶対によい、とは限らないなあと思います。
HIMA姉さまが一緒にいてあげたいなと思って接してあげるとこで、おばあさまにはヒマ姉さまの優しい気持ちが伝わっていると思います。

明るい認知症!いいですね!
すてきです。おばあさま!
ひまわりちゃんも、ブーフも私たちの心の支えですね♡


> こんにちは
>
> 私のおばあちゃんは今老人ホームの方に住んでます。おじいちゃんが生きてた時は、おじいちゃんのお世話をしなくちゃいけない、ご飯も作らないといけない…でいろいろとしていたのですが、亡くなってからは何にもしなくなりました。それから次第に、物忘れがはげしくなり認知症になっていました。 本人も、自分で認知症や~~と言ってるほど明るい性格なんです。一人で生活していて、ある日薬の管理ができなくなって、大量に飲んでしまったのです。  なので今は施設の方にお世話になってます。一緒に住めればいいんですが、なかなか土地を離れたくないらしく。
>
> 今のことはすぐに忘れてしまうけれど、昔の話をしてる時は生き生きしてますね!だから、たくさん聞いてあげてます。
>
>
> ブーフ君心強いですね!!!

名前: みんみん [Edit] 2012-10-18 21:53

穴子天丼さま

こちらこそ、ありがとうございます。
是非是非、お母さまとお話ししてみてくださいね。
私も母とこんなよい関係になったのは、皮肉にも認知症になってからです。
というより、私が一方的に親孝行とかしていなかっただけかも。
父とは今でもドンパチやってますよー(^^;)

今はどうあれ、いつか感謝できればそれでいいのでは・・・と思ったりします。

そうだ!アドバンス何曜日に受けるのか聞こうと思ってたんだ!!!


> 素敵なお母様で、素敵な母娘関係ですね。
> 正直、私は、母とあまり良好な関係を築けていません。
> めったに実家にも帰らず、電話もせず・・・ですが、今日は久しぶりに電話をしてみようかな?と思いました。
> ありがとうございます。

名前: みんみん [Edit] 2012-10-18 21:58

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